歌って味わうスタンダードジャズの楽しみ方

スタンダードジャズやボサノバ・クリスマスソングの歌詞・和訳を自分の視点で書いています

喉のお話

今日は喉のお話。冬は、特に喉を温めましょう。喉って意外と冷えやすい。私は秋から春にかけてトックリのセーターで喉(首)を守る。喉って40代からだんだんと衰えるんだそうです。喉が衰えると食べ物が気管に誤って入って、誤嚥性肺炎を起こすことが良く知られていますが、それでお亡くなりになる話もよく聞きますが、お年寄りじゃなくても、これは気を付けなくてはいけないですね。誤って食べ物が少しでも気管に入ると、異物を出そうとして痰が多くなる。→咳が出る。→何かすっきりしない。と、なります。風邪ひいていないのに、痰が出るってこういう理由もあるんですね。

加齢により、喉仏を動かす筋肉が衰えるのは、仕方ない。でも衰えっぱなしはいや。喉が弱ると食事中にむせたり、声がかすれやすくなった話も聞きます。

鈴木も50代半ばを過ぎ。喉を「いつも意識する。」ということをやっています。ご飯を食べる時は、食べることに集中して、飲み込むまでしゃべらない。飲み込む時に、「今、喉を食べ物が通過中!!」と、心の中で掛け声をかける。ぐらいの気持ちで。すごくゆっくり食べています。

ちなみに、夫は、食事しながら、頭に浮かんだことをどんどん話たくて、時々、気管支に食べ物が入ってゲホゲホしています。そういうことなんだね。口に食べ物が入ってる時はしゃべったらダメ!って昔の人は良く言ったもんだ。まずは夫に喉トレを実行してもらいます。喉トレのやり方。

①喉仏を意識して、ゆっくり唾を飲み込んでみる。②喉仏が上がったら、指で軽く押さえて、上がった状態をキープする。

面倒くさがらずにやってみよう。

 

そして、声がかすれるのは、加齢が原因。(嫌な響きですねー)声を出す時、歌う時に、空気の振動で、イカそうめんみたいな2本の声帯(ヒダ)が震えて、声が出ますが、この時に大活躍する声帯を開けたり閉めたりする筋肉が衰えてきたということ。声帯がピタっと閉まらなくなって、隙間が出来るから声がかすれる。声帯周りの筋肉も落ちているってことね。

喉回りの筋肉を鍛える。確かにそうかもしれないけど、、、。喉だけじゃないよ。と私は思います。加齢により、40歳以降は、体のあちこちの筋肉が衰えいく。腹筋背筋、足腰、いろいろ。声って、喉だけ使って出してるわけじゃないから。体のサポートがあっての声。

誤嚥性肺炎の予防に、喉トレが大事大事、と言って、テレビでやっていましたが、ペットボトルを使って、息を吸ったり吐いたりする練習。それと、発声練習しましょう。「マメミモムーーーー」っていうのを見たことがある。でも、やっぱり体全体の筋肉量を増やすようにしなきゃいけない。自分にもしっかりと言い聞かせています。

私のヴォイストレーニングの教材がポツポツと売れている。「歌う前に教材で練習してみたら、声の調子がいいです。」という声も届いています。「時間がないから、すぐに練習したい。歌っちゃえ。」と思う気持ち、分かります。でも10分、20分でいいから歌う前に、やって下さい!さーらーにー!(強調)発声練習をする前に、ちょっとでいいから、ストレッチと簡単な体操をやってみてください。

体が温まって、声が出しやすくなる。私はダンベル愛用しています。ダンベルはいいですよ。写真は、ヨガ。

ヨガも良いですよね。自分に合った運動を少しでもやって下さいね。

健康第一。健康第一!運動して肉。運動して肉。

 

 

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