歌って味わうスタンダードジャズの楽しみ方

スタンダードジャズやボサノバ・クリスマスソングの歌詞・和訳を自分の視点で書いています

Autumn in New Yorkの歌詞・曲解説・和訳

♪Autumn in New York.  Why does it seem so inviting?

ニューヨークの秋、どうしてそんなに魅力的に思えるの?からはじまり、、、。

♪Greet. It's good to live it again

もう一度、ここで生きていくの!で終わる。

美しいメロディーと単なるラブソングではないような、意味深な曲。分かったような分からないような不思議な歌詞。言葉のニュアンスを感じ取るのが難しくて、想像力を膨らませながら、レコーディングで歌ったのが昨日のことのよう。10年以上経ったのかしら?ギター佐津間純&サックス後藤輝夫の名演です。ぜひ鈴木ヴァージョンも聴いて下さい。

そして、この曲にはヴァースもありました。ヴァースを紐解くのは、また別の日にしますね。

今回は、私が歌っている1番と2番の終わりのところだけ。それと作者について調べました。

作曲 作詞 Vernon Duke(ヴァ―ノンデューク)

アメリカの作曲家。本名ヴラジーミル・アレクサンドロヴィチ・ドゥケーリスキー。ロシア人。ロシア革命によりイスタンブールに避難し、詩人として活動。1921年に渡米。その後、ヨーロッパで活動していたが、ジョージ・ガーシュウィンに見出されて、アメリカに戻り、ガーシュウィンと、ブロードウェイのためにレヴューやミュージカルを書く。バレエ団の音楽やクラシック音楽の作曲も同時に続けた。こちらは本名で活動。

オータムインニューヨークは1934年にブロードウェイのレビュー「サムズアップ」のために書かれた曲。

2000年にリチャードギア主演の同じタイトルのラブロマンス映画を発見。この曲が使われたのかなぁ?チャンスがあったら映画を見てみようと思います。Autumn in New York本当に良い曲です。素晴らしい!

Autumn in New York
Music&Lyrics Vernon Duke

Autumn in New York, why does it seem so inviting?
Autumn in New York, it spells the thrill of first-nighting
Glittering crowds and shimmering clouds in canyons of steel
They're making me feel I'm home
It's autumn in New York that brings the promise of new love
Autumn in New York is often mingled with pain
Dreamers with empty hands may sigh for exotic lands
It's autumn in New York
It's good to live it again

 

Lovers that bless the dark
On benches in Central Park
Greet autumn in New York
It's good to live it again

 

★鈴木の和訳は、歌いながら、感じられるような訳をしています。なるべく意訳せずに訳していますが、正しいとは限りません。参考までに。自分でも訳してみてね!)

ニューヨークの秋、どうしてそんなに魅力的に思えるの?

ニューヨークの秋、それはスリルを意味するの、初めての夜みたいな

キラキラした(着飾って輝いてみえる)群衆と、ゆらめく雲、鉄の谷間の→(高層ビルの谷間の雲の光景)

それらは(この光景は)うちに帰ってきたみたいな気分にさせてくれる

ニューヨークの秋、それは約束をもたらすの。新しい恋のね。

ニューヨークの秋、それはよく痛みと混ざり合う

夢追い人達は、(何もまだ手に入れていない夢追い人達)ため息をつくかもね。この異国の地で。

それが「オータムインニューヨーク」さ。

良いことだよ。もう一度ここで生きるのが。

 

恋人達、そう暗やみを祝福してるような(恋人達)

ントラルパークのベンチで

よろしくね!「オータムインニューヨーク」

もう一度ニューヨーク、ここで生きていく

 


Ella &Louis/Autumn in New York

Diana Krall/Autumn in New York

Rin Suzuki/Autumn in New York

Blue velvet 1

Blue velvet 2

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