歌って味わうスタンダードジャズの楽しみ方

スタンダードジャズやボサノバ・クリスマスソングの歌詞・和訳を自分の視点で書いています

譜面のお話。

時々思うことがあります。

私の譜面がぜーんぶ火事で燃えたら、、、、。

仕事できるでしょうか?

また、一からコツコツと譜面を作成する作業をしなければいけない。

歌手にとって譜面は命なのです。

どんだけ、ファイルがあるの?

っていうぐらいいっぱいあります。

ホテルの仕事をしていた時はデュオ用(2枚入り)のファイル。

バンドのライブの演奏用譜面は5,6枚入り。

ピアノ弾き語り用の譜面は1枚入りだが3冊持ち歩き用と、スタジオ用。

あとは、レッスン用の譜面ファイル。

レコーディング用譜面ファイル。

資料用の譜面ファイル。

ダンスホールのバンド譜面ファイル。

大きいバンド編成の仕事の時に作成してもらったパート譜のファイル。

と、本当にたくさんの譜面があります。

この譜面がなかったら、、、、、。

火事になったら、、、。紛失したら、、、、。

きょわい、、、。(こわい)

全部、思い入れもあり。

ミュージシャンに、コード直してもらったり、エンディングつけてもらったり。

そんなこんなで出来あがっていった譜面なのだなぁ。

お金を払って書いてもらった譜面もいっぱいあります。

最近は、自分でコードがとれるようになってきたので、自分で書きますが、

昔はほんとにほんとに大変苦労して、譜面を作成したものなのです。(だから捨てられない!)

以前、レッスンに通っていた生徒さんが、レッスンでやっていない曲も、

ライブでやりたいからと、あれも、これもと、譜面を欲しがるので、私もついに、堪忍袋の緒が切れまして、

「あのね、レッスンの曲はあげるけど、他のはダメ!譜面をつくるのって大変なんだよ。ただじゃないの!」

って、ちょっときつめに言ったことがあるんです。

すると、その方は

「お金払いますよ。いくらですか?200円ですか?」

と。言いました。(唖然、、、)

私、、、「なぜ200円?」

その後、譜面の大切さを語りましたが、

分かっていただけたかは疑問です。

譜面